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    • 2016.11.07 Monday
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    「被疑者 鳩山由紀夫」の審査申立ては却下。

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      鳩山由紀夫議決書


       10月13日、東京地裁南側にある検察審査会の掲示板に、ひっそりと一枚の議決書が掲示された。

       申立書記載罪名は「相続税法違反,政治資金規正法違反」。被疑者は「鳩山由紀夫」。言わずと知れた前首相だ。

       掲示された議決書の全文は次のようなものだった。



      平成22年東京第二検察審査会審査事件(申立)第13号

       申立書記載罪名  相続税法違反,政治資金規正法違反

       議決年月日    平成22年10月13日

       議決書作成年月日 平成22年10月13日


                     議 決 の 要 旨

      審査申立人

         氏名 金子吉晴, 加藤要介

            田代照夫, 永井清之

      被 疑 者

         氏名 鳩山 由紀夫

       上記被疑者に対する相続税法違反,政治資金規正法違反被疑事件につき,当検察審査会は,上記申立人らの申立により審査を行い,次のとおり議決する。

                     議 決 の 趣 旨

       本件申立てを却下する。

                     議 決 の 理 由

       本件について,審査の対象となる不起訴処分が存在しないので,上記趣旨のとおり議決する。

           東京第二検察審査会



       小沢一郎氏の事件に対する議決書がA4用紙7枚にも及んだことを考えると、この議決書は極めてシンプルだ。申立てが却下されたことも理由だろう。


       もう一つ、小沢氏の事件の議決書と大きく違うのは、審査申立人4人の名前が明記されていることだ。小沢氏の事件では、申立人は「(甲)」だった。


       しかし、議決の理由をよく見てほしい。

      「本件について,審査の対象となる不起訴処分が存在しないので,上記趣旨のとおり議決する。」


       検察審査会法第30条には、審査の申立てについて次のような規定がある。


      第30条 第2条2項に掲げる者は、検察官の公訴を提起しない処分に不服がある時は、その検察官の属する検察庁の所在地を管轄する検察審査会にその処分の当否の審査の申立てをすることができる。(下線筆者。以下略)

      (第31条、第32条、ともに省略)


       で、第30条に出てきた第2条第2項を見てみる。


      第2条第2項 検察審査会は、告訴若しくは告発をした者、請求を待つて受理すべき事件についての請求をした者又は犯罪により害を被つた者(略)の申立てがあるときは、前項第1号の審査を行わなければならない。


       この議決書からわかることは次のとおり。


       検察審査会は「不起訴処分が存在しない」状態でも、一度は申立てを受け取って、掲示板に掲示してくれるんだなぁ。申立書の事前審査はしないのかなぁ。ということ。


       これ、乱発されたら「あの人は怪しいという印象」を与えることも可能だよね。


      「割り算」どころか「足し算」も間違える検察審査会事務局のテキトーさ。

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         検察審査会議決書


        「検審事務局の皆様と“割り勘”する時は注意が必要だっちゅうわけだ」


         思わず小沢一郎氏の口真似でそう言いたくなるほど、検察審査会事務局がテキトーな存在であることがわかった。


         10月12日、東京第五検察審査会事務局は、これまで「30.9歳」としてきた審査員の平均年齢を「33.91歳」に訂正した。その際、「最初の計算から漏れていた一人の年齢は37歳」と発表してしまったことにより、「計算が合わない」との指摘が続出。

         それを受けて翌日の10月13日夕方には「議決日の9月14日時点では34.55歳」と再度訂正する事態に陥ったのだ。


         ここまでくると「本当に審査会のメンバーは実在するのか」「非実在審査員ではないのか」との声が上がっても、正面切って反論しにくいのではないか。


         同審査会の平均年齢が初めて「30.9歳」と公表されたのは10月4日。小沢一郎元民主党代表に対する「起訴すべき」との議決が公表された時だった(議決自体は民主党代表戦当日の9月14日)。


         通常、審査員の平均年齢は公表されない。それなのに小沢一郎氏の事件に関しては審査員の平均年齢が公表された。

         疑問に思った筆者は、東京第五検察審査会に電話で問い合わせてみた。対応したのは東京第五検察審査会の報道対応を担当する東京第一検察審査会の手嶋健総務課長。平均年齢を公表した理由は次の通りだという。


        「一部の著名事件、報道機関が注目して報道されるような事件については、例外的に報道機関からのご要望によって、そういう取り扱いをさせていただいています。従前からそのような例がございますので、個別の事件ごとに判断をしてそういう取り扱いをさせていただく場合がございます」(手嶋氏)


         最初に審査員11名の平均年齢が「30.9歳」と公表されたとき、各方面、とりわけツイッターを中心とするインターネット上では「検察審査員は選挙人名簿から選ばれるのに、審査員の平均年齢が若すぎないか?」との疑問が噴出した。

         小沢一郎氏自身も同審査会の議決を受けて開いた10月7日のぶら下がり会見で次のように語っている。


        「11人の委員ということと、平均年齢30歳ということしかわかりませんので、まったくの秘密のベールの中に閉ざされておるものでございます」(小沢氏)


         こうした指摘を受けて東京第五検察審査会が再計算した結果、当初の「30.9歳」は誤りで、「33.91歳」が正しい数字だと訂正されたのだ(前述の通り、13日夕方には「議決日の9月14日時点では34.55歳」と再訂正)。


         いったい、検察審査会事務局はどんな複雑な計算方法で平均年齢を算出しているのか。前出・手嶋氏に聞いた。


        畠山:審査員の平均年齢は「11人全員の満年齢を足して11で割る」方法ですか?

        手嶋:そうです


         つまり、最初に公表された「平均年齢30.9(0909)歳」を算出する際に使われた「11人全員の満年齢の合計」は「340」になるはずだ。

         筆者が13日午後4時すぎに確認した時点では、NHK、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞などの記者クラブメディアが訂正の理由として「平均年齢を計算する際、担当職員が37歳の審査員の年齢を足し忘れ、10人の合計年齢を11で割るなどしていた」(毎日新聞)と報じていた。そこでこの報道を元に筆者が再計算してみたところ、次のようになった。


        (340+37)÷11=34.27273  ……「34.27歳」。


         おかしい。なぜか検察審査会が訂正した33.91歳」にはならない。おまけにこの「34.27歳」という平均年齢は、小沢氏に1回目の「起訴相当」の議決を下した審査員11人の平均年齢と全く同じである。

         ここでポイントになるのは「割るなどして」の「など」の部分だが、当初、記者クラブメディアは軒並み「など」の部分については記事中で触れていなかった。つまり、検察審査会の説明を鵜呑みにして自らは再計算せず、そのまま「報道」したということだ。

         再び、筆者と手嶋氏との会話を記す。


        手嶋:単純に計算していくと、(筆者・畠山の)ご指摘の通りなんですよ。足し忘れていた人を加えて11で割れば正しい数字になるんではないかというところなんですけれども、あのー、その経過でですね、単純に10人(分)を11人(分)という足し上げの数字が間違っていたというところだけでなくて、そもそもの計上した数字自体に誤りがあって、結果としてこのようになってしまったというところなんです。

        畠山:ということは、最初に発表された30.9歳というのも、30.9歳ではなかったと。今回検算をした際に漏れていた人の数字を…。

        手嶋:加えて11で除しても、まあ、間違っていたということになりますですね。

        畠山:最初の数字は「30.54歳」になるということですよね?

        手嶋:えーと、まあ、そもそもの数字が間違っているので、この数字についてはお忘れいただいたほうが。

        畠山:30.9歳になるための「340」という数字がそもそも間違っていると。

        手嶋:はい、はい。


         なんと「単純な割り算」どころか「単純な足し算」まで間違えていたということだ。そんな人達に審査員の選定を任せているとは恐ろしい。

         検察審査員は選挙人名簿から「くじ」で選ばれることになっている。審査員(11人でーす)と補充員の計22名は自治体が候補を選ぶ。その候補をもとにコンピュータで審査員と補充員を選ぶというが、選定は適正に行われているのか。「間違って」恣意的な人選が行なわれているのではないか。そんな疑念を抱かれても仕方がない。それほど単純で致命的なミスだ。

         いったい、どうしてこんなミスを犯したのか。


        手嶋:お恥ずかしい話なんですけれども、手作業で、そのー、えー、元のぉ〜、基本となる名簿からですね、手書きでピックアップをしてですね、メモを作って、そしてまた電卓を叩いて計算するというような形で、手作業で行なっていた関係でですね、えー、ちょっと、あのー、そのー、数字、計算が間違っておりましてですね。それで、ま、担当者自体としては2度やって、同じ数字が出たので、ということで、それが正しいだろうということで、その数字(当初の30.9歳)が私どもの方に上がってきたということになります。

        畠山:最初の計算で漏れていたのは何歳の方ですか?

        手嶋:はい。あのー、それについてもですね、ちょっと、あの、ま、あのー、37歳というふうには申し上げたんですけれども。

        畠山:37歳で計算しても合いませんでした。

        手嶋:全然、計算合わないですよね。ええ。で、そもそも数字が間違っておったと。基礎にした数字が間違っていたと。


         手嶋氏は「人為的なミス」が起きた理由について、次のようにも語った。


        手嶋:えーと、まあ、担当者が、まあ、個人情報なんで、こちらでもいろんな人に広げてというところまでは。ま、二度やって、二度合っている。検算をしているということでしたので、そのまま鵜呑みと言いますか、別の者が改めて検算を行なうというような体制ができていなかったということで。ま、今後についてはですね、そのように別の者が第三者で計算する、あるいは、そのパソコンの表計算ソフトなりを使ってですね、人為的なミスを極力なくする方策を取ると。対策をとらせていただきたいと思っております。もう、本当に、間違ってしまって申し訳なかったと思っております。


         この記事執筆時点の14日午前2時現在、東京第五検察審査会の審査員の平均年齢は「30.9歳」(10月4日)→「33.91歳」(10月12日)→「34.55歳」(10月13日)と、コロコロ訂正されている。11人の審査員の平均年齢を出すのに、9月14日の議決以来、なんと1カ月近くもかけている。「11人分の満年齢を足して11で割る」という行為は、そんなに難しいことなのか。


        畠山:いっそのこと、11人の審査員の年齢をそれぞれ何歳であるか公表したらいいのではないか?

        手嶋:具体的には特定にもつながる恐れがありますので、お答えしておりません。申し訳ありませんが。

        畠山:え? 年齢だけでもですか?

        手嶋:はい。


         これは詭弁だ。年齢を公表すると「特定にもつながる恐れがある」というのなら、検察審査会事務局が公表してしまった「一度目の計算で漏れた37歳」の審査員は“特定される可能性”がある。

         自分のせいでカウントされなかったわけではないのに、一人だけ可哀想ではないか。

         検察審査会は小沢氏の事件の審査を申し立てた「(甲)」さんの人権だけでなく、「カウントされなかった37歳」の審査員の人権も大切にしてほしい。


         ちなみに「平均年齢を計算し間違えた」検察審査会事務局の担当者の「年齢」は公表されていない。そのため、筆者は「誰であるか」を特定できなかった。

         審査員の人権はないがしろにされたが、事務局担当者の人権は「守られた」のだ。


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