「割り算」どころか「足し算」も間違える検察審査会事務局のテキトーさ。

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     検察審査会議決書


    「検審事務局の皆様と“割り勘”する時は注意が必要だっちゅうわけだ」


     思わず小沢一郎氏の口真似でそう言いたくなるほど、検察審査会事務局がテキトーな存在であることがわかった。


     10月12日、東京第五検察審査会事務局は、これまで「30.9歳」としてきた審査員の平均年齢を「33.91歳」に訂正した。その際、「最初の計算から漏れていた一人の年齢は37歳」と発表してしまったことにより、「計算が合わない」との指摘が続出。

     それを受けて翌日の10月13日夕方には「議決日の9月14日時点では34.55歳」と再度訂正する事態に陥ったのだ。


     ここまでくると「本当に審査会のメンバーは実在するのか」「非実在審査員ではないのか」との声が上がっても、正面切って反論しにくいのではないか。


     同審査会の平均年齢が初めて「30.9歳」と公表されたのは10月4日。小沢一郎元民主党代表に対する「起訴すべき」との議決が公表された時だった(議決自体は民主党代表戦当日の9月14日)。


     通常、審査員の平均年齢は公表されない。それなのに小沢一郎氏の事件に関しては審査員の平均年齢が公表された。

     疑問に思った筆者は、東京第五検察審査会に電話で問い合わせてみた。対応したのは東京第五検察審査会の報道対応を担当する東京第一検察審査会の手嶋健総務課長。平均年齢を公表した理由は次の通りだという。


    「一部の著名事件、報道機関が注目して報道されるような事件については、例外的に報道機関からのご要望によって、そういう取り扱いをさせていただいています。従前からそのような例がございますので、個別の事件ごとに判断をしてそういう取り扱いをさせていただく場合がございます」(手嶋氏)


     最初に審査員11名の平均年齢が「30.9歳」と公表されたとき、各方面、とりわけツイッターを中心とするインターネット上では「検察審査員は選挙人名簿から選ばれるのに、審査員の平均年齢が若すぎないか?」との疑問が噴出した。

     小沢一郎氏自身も同審査会の議決を受けて開いた10月7日のぶら下がり会見で次のように語っている。


    「11人の委員ということと、平均年齢30歳ということしかわかりませんので、まったくの秘密のベールの中に閉ざされておるものでございます」(小沢氏)


     こうした指摘を受けて東京第五検察審査会が再計算した結果、当初の「30.9歳」は誤りで、「33.91歳」が正しい数字だと訂正されたのだ(前述の通り、13日夕方には「議決日の9月14日時点では34.55歳」と再訂正)。


     いったい、検察審査会事務局はどんな複雑な計算方法で平均年齢を算出しているのか。前出・手嶋氏に聞いた。


    畠山:審査員の平均年齢は「11人全員の満年齢を足して11で割る」方法ですか?

    手嶋:そうです


     つまり、最初に公表された「平均年齢30.9(0909)歳」を算出する際に使われた「11人全員の満年齢の合計」は「340」になるはずだ。

     筆者が13日午後4時すぎに確認した時点では、NHK、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞などの記者クラブメディアが訂正の理由として「平均年齢を計算する際、担当職員が37歳の審査員の年齢を足し忘れ、10人の合計年齢を11で割るなどしていた」(毎日新聞)と報じていた。そこでこの報道を元に筆者が再計算してみたところ、次のようになった。


    (340+37)÷11=34.27273  ……「34.27歳」。


     おかしい。なぜか検察審査会が訂正した33.91歳」にはならない。おまけにこの「34.27歳」という平均年齢は、小沢氏に1回目の「起訴相当」の議決を下した審査員11人の平均年齢と全く同じである。

     ここでポイントになるのは「割るなどして」の「など」の部分だが、当初、記者クラブメディアは軒並み「など」の部分については記事中で触れていなかった。つまり、検察審査会の説明を鵜呑みにして自らは再計算せず、そのまま「報道」したということだ。

     再び、筆者と手嶋氏との会話を記す。


    手嶋:単純に計算していくと、(筆者・畠山の)ご指摘の通りなんですよ。足し忘れていた人を加えて11で割れば正しい数字になるんではないかというところなんですけれども、あのー、その経過でですね、単純に10人(分)を11人(分)という足し上げの数字が間違っていたというところだけでなくて、そもそもの計上した数字自体に誤りがあって、結果としてこのようになってしまったというところなんです。

    畠山:ということは、最初に発表された30.9歳というのも、30.9歳ではなかったと。今回検算をした際に漏れていた人の数字を…。

    手嶋:加えて11で除しても、まあ、間違っていたということになりますですね。

    畠山:最初の数字は「30.54歳」になるということですよね?

    手嶋:えーと、まあ、そもそもの数字が間違っているので、この数字についてはお忘れいただいたほうが。

    畠山:30.9歳になるための「340」という数字がそもそも間違っていると。

    手嶋:はい、はい。


     なんと「単純な割り算」どころか「単純な足し算」まで間違えていたということだ。そんな人達に審査員の選定を任せているとは恐ろしい。

     検察審査員は選挙人名簿から「くじ」で選ばれることになっている。審査員(11人でーす)と補充員の計22名は自治体が候補を選ぶ。その候補をもとにコンピュータで審査員と補充員を選ぶというが、選定は適正に行われているのか。「間違って」恣意的な人選が行なわれているのではないか。そんな疑念を抱かれても仕方がない。それほど単純で致命的なミスだ。

     いったい、どうしてこんなミスを犯したのか。


    手嶋:お恥ずかしい話なんですけれども、手作業で、そのー、えー、元のぉ〜、基本となる名簿からですね、手書きでピックアップをしてですね、メモを作って、そしてまた電卓を叩いて計算するというような形で、手作業で行なっていた関係でですね、えー、ちょっと、あのー、そのー、数字、計算が間違っておりましてですね。それで、ま、担当者自体としては2度やって、同じ数字が出たので、ということで、それが正しいだろうということで、その数字(当初の30.9歳)が私どもの方に上がってきたということになります。

    畠山:最初の計算で漏れていたのは何歳の方ですか?

    手嶋:はい。あのー、それについてもですね、ちょっと、あの、ま、あのー、37歳というふうには申し上げたんですけれども。

    畠山:37歳で計算しても合いませんでした。

    手嶋:全然、計算合わないですよね。ええ。で、そもそも数字が間違っておったと。基礎にした数字が間違っていたと。


     手嶋氏は「人為的なミス」が起きた理由について、次のようにも語った。


    手嶋:えーと、まあ、担当者が、まあ、個人情報なんで、こちらでもいろんな人に広げてというところまでは。ま、二度やって、二度合っている。検算をしているということでしたので、そのまま鵜呑みと言いますか、別の者が改めて検算を行なうというような体制ができていなかったということで。ま、今後についてはですね、そのように別の者が第三者で計算する、あるいは、そのパソコンの表計算ソフトなりを使ってですね、人為的なミスを極力なくする方策を取ると。対策をとらせていただきたいと思っております。もう、本当に、間違ってしまって申し訳なかったと思っております。


     この記事執筆時点の14日午前2時現在、東京第五検察審査会の審査員の平均年齢は「30.9歳」(10月4日)→「33.91歳」(10月12日)→「34.55歳」(10月13日)と、コロコロ訂正されている。11人の審査員の平均年齢を出すのに、9月14日の議決以来、なんと1カ月近くもかけている。「11人分の満年齢を足して11で割る」という行為は、そんなに難しいことなのか。


    畠山:いっそのこと、11人の審査員の年齢をそれぞれ何歳であるか公表したらいいのではないか?

    手嶋:具体的には特定にもつながる恐れがありますので、お答えしておりません。申し訳ありませんが。

    畠山:え? 年齢だけでもですか?

    手嶋:はい。


     これは詭弁だ。年齢を公表すると「特定にもつながる恐れがある」というのなら、検察審査会事務局が公表してしまった「一度目の計算で漏れた37歳」の審査員は“特定される可能性”がある。

     自分のせいでカウントされなかったわけではないのに、一人だけ可哀想ではないか。

     検察審査会は小沢氏の事件の審査を申し立てた「(甲)」さんの人権だけでなく、「カウントされなかった37歳」の審査員の人権も大切にしてほしい。


     ちなみに「平均年齢を計算し間違えた」検察審査会事務局の担当者の「年齢」は公表されていない。そのため、筆者は「誰であるか」を特定できなかった。

     審査員の人権はないがしろにされたが、事務局担当者の人権は「守られた」のだ。


    法務省職員に記者会見への出席を断られてみた

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      今日午前、国会内で開かれる予定の馬淵澄夫国交相の記者会見に参加するつもりだった。


      だった、と書いたのは、結局参加できなかったからだ。


      会見の前日、私は国交省広報課報道担当に電話連絡を入れ、「9:40開始メド、場所は国会内3階の内閣記者会3番の部屋」と確認した。その際、私は国交省広報課の担当者に「内閣記者会3番の部屋」が衆議院に属するのか、参議院に属するのかをしつこく聞いた。なぜなら同じ国会内でも、衆議院と参議院では警備の管轄が異なるからだ。


      たとえば衆議院内の議員食堂に入る場合は衆議院の通行記章、参議院内の議員食堂に入る場合は参議院の通行記章が必要になる。これは衆議院の警備は衆議院議長の指揮の下、衆議院事務局警務部が、参議院の警備は衆議院議長の指揮の下、参議院事務局警務部が担当することになっているからだ。つまり、管轄が違う。


      そのため私のように国会記者証を持たないフリーランスの記者が国会内に入る場合、行く場所によって手配する国会記章の種類が変わってくる。だから私はしつこく確認した。


      国交省広報課から帰ってきた答えはこうだ。


      「衆参どちらということではなく、どちらの記章でも入れると思います」。


      その言葉を聞いた私は衆議院の通行記章を使用し、国会内に入った。ところが実際に「内閣記者会3番の部屋」を目指して国会内を歩いていたところ、参議院の衛視に止められた。


      「衆議院の記章では3階の内閣記者会3番の部屋には行けません」


      つまり「内閣記者会3番の部屋」は、参議院の衛視が警備を担当する場所だったのだ。


      まさか優秀な国交省広報課が衆参の管理区分を知らないはずはないだろう。

      万が一、国交省が“間違えた”のであれば、理由として考えられることは一つ。彼らが普段付き合っているのが例外なく「国会記者証」を持つ記者クラブの記者たちだけだからだ。フリーの記者が国会内で取材することなど、考えたこともなかったのだろう。


      国会記者証を持つ記者クラブの記者たちは、物理的につながった建物である衆議院と参議院の間を「自由に行き来して取材できる権利」を持つ。その一方で、国会記者証を持たない私の場合、衆議院と参議院の間には「見えない壁」がある。もっと厳密に言うと、私のように国会記者証を持たないフリーランスの記者には「国会内で取材する資格」すら与えられていない。そのため人混みにまぎれてゲリラ的に参加するしかない。


      私は衆議院の通行記章で入れる範囲で参加できる大臣の記者会見を探した。


      衆議院と参議院の真ん中にある「たまり場」では、ちょうど記者クラブの記者たちが閣議が終わる大臣たちを待ち構えていた。国会会期中の大臣記者会見は多くの場合、閣議終了後、速やかにその場で立ったまま行なわれるからだ。


      「たまり場」には3つの島ができていた。記者クラブの記者に聞いてみると、それぞれ、柳田稔法務大臣、玄葉光一郎内閣府特命大臣(新しい公共)、北澤俊美防衛大臣を待つ島だと言う。


      私が柳田法相の「ぶら下がり的」記者会見に参加しようと柳田法相の島に向かうと、見覚えのある法務省広報室報道係の職員がいきなり私に声をかけてきた。


      法務省職員:(会見参加の)登録していないですよね? 急に来られたわけですか?

      畠山:はい。

      法務省職員:すみません、みなさん同じルールでさせていただいていますので。


      お引き取りくださいということらしい。


      だが、この法務省職員の言葉には嘘がある。「みなさん同じルール」の中に、その場にいた記者クラブの記者たちは含まれていない。


      記者クラブの記者たちだけが庁舎内に賃料無料の記者室を提供され、会見への参加も独占的に認められている。公人である大臣の正式な記者会見に、記者クラブに所属しない記者は参加できないという明確な情報差別が存在する。


      実際、法務省の記者会見にフリーの記者が参加するためには、前日までに法務省の記者クラブである法曹記者クラブ幹事社の了承を得た後、法務省広報室に連絡を取り、入構申請用紙をファクスかメールしてもらう。その後、再び申請書類を広報室に送り返さなければならないという猥雑な手続きが必要だ。記者クラブに所属しないフリーの記者は、毎回、この手続きを強いられている。


      その一方で、記者クラブの記者はフリーランスの記者のように、毎回、取材申請書を出す必要などない。実際、記者クラブの記者は申請を出さなくても参加している。つまり、ちっとも「みなさん同じルール」ではない。これは法務省も認めている。


      法務省広報室報道係:閣議後の大臣記者会見は、記者クラブと法務省の共催。記者クラブの記者は毎回来る方は同じですし、あらかじめ“こういう方が来る”と社として登録しているので必要ありません。


      そしてこうも言った。


      法務省広報室報道係:畠山さんは、国会内で記者活動ができるという、国会記者証をお持ちなんですか?

      畠山:ありません。


      なぜ私が国会記者証を持っていないか。それは国会記者証を持つためには、記者クラブ加盟社の“推薦”が必要だからだ。


      国会記者証を発行するのは国会の事務局。しかし、そこにたどり着く前段階に奇妙な仕組みが存在する。記者クラブ以外の記者を「推薦するかしないか」を決めるのは、庁舎管理を担当する議会ではなく、民間の任意団体にすぎない記者クラブなのである。つまり判断を記者クラブに“丸投げ”しているのだ。


      もし、記者クラブに「権力と対峙してでも国民の知る権利に応える」という考えがあれば、この方式は有効だ。多様な記者が会見に参加して自由に質問することは、国民にとって不利益ではない。公正中立な報道を志すものであれば、他者を排除する考えなど許されないはずだ。


      しかし、現実は違う。フリーランスの記者が記者クラブから“推薦”をもらうことなど、ほとんど不可能だといっていい。


      考えてみれば簡単だ。日本の記者クラブは、自らが持っている情報の独占状態を揺るがす「オープンな記者会見」など開かれては困る。情報の独占とは、「報じない」ことも含む。会見にフリーの記者が入れば、これまで記者クラブの中にいる記者が自社の利益を優先して「報じてこなかった」ことが明らかになる可能性があるからだ。


      しがらみのないフリーランスの記者は、官庁側から便宜供与を受けていない。だから記者クラブと権力側のもたれ合いを遠慮なく暴露する。記者クラブはそんなフリーの記者には質問も撮影もさせたくない。そのため彼らはフリー記者の足が会見から遠のくように、嫌がらせのような会見参加のルールを押し付ける。その悪循環がずっと続いている。


      記者クラブの「閉鎖性」「排他性」を打破しない限り、日本に「自由な言論」など生まれないだろう。記者クラブ制度とは、官僚と記者クラブが一体となって“世に出る情報をコントロールできる便利な仕組み”だからだ。


      いま、官庁側から有形無形の恩恵を受けている記者クラブに、この閉鎖性を打破する勇気はない。彼らは国民の知る権利よりも、情報を独占して利益を得るビジネスモデル、“私企業の論理”を優先しているのだ。


      実際、記者クラブの記者はこうこぼしている。


      「もし無料の記者室がなくなって記者クラブの記者が全員会社に戻ったら、会社に全員分の机を置く場所なんかないよ。困っちゃうな(笑)」


      記者クラブの記者はジャーナリストである前に、営利企業のサラリーマンである。彼らの情報を受け取る側は、そのことをしっかりと認識しておく必要があるだろう。


      小沢一郎元代表、検察審査会の「起訴相当」を受けてのぶら下がり会見<全文>

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        小沢一郎ぶら下がり

         10月7日13:50から衆議院第二議員会館地下一階第一会議室で開かれた民主党・小沢一郎元代表のぶら下がり会見全文をアップします。

        新聞・テレビなどでは、「編集されたもの」が報じられていたと思います。

        「説明責任」と連呼する方々はおそらく全文を読んでみたいと思っているはずなので、一言一句、全文を起こしました。えー、とか、あー、とかも、現場の空気を伝えるために起こしてあります。読みにくいとは思いますが、どうぞ。


        秘書:入りまーす。

        小沢:おー、いっぱいいたね(50名以上の記者が取り囲むマイクの前へ)。

         えー、それでは最初に私から一言申し上げます。

         えー、この度の、私の政治団体に関連することにつきまして、昨年から、あー、多くの同志の皆さん、また、国民の皆さんに、大変、ご迷惑をお掛けし、ご心配をおかけいたしましたことを、この機会に改めてお詫びを申し上げます。ぐふん(咳払い)。

         昨年の、おー、三月ですか。えー、政治団体の担当の、おー、秘書に、から、強制捜査が、検察の強制捜査が始まりまして、えー、ほぼ、1年余にわたって、捜査が続けられた、と、おー、思います。

         えー、その、一年というのは、ま、担当の秘書にとっても、ま、私も含めても、おー、大変、んー、厳しい辛い一年でありましたけれども、それ以上に、善意の献金をしてくれたみなさんにも、捜査が及んだりしまして、本当に、皆さんにご迷惑をおかけしたと、いうことで、えー、申し訳なく思っております。

         ただ、結果として、えー、国の正式の、おー、捜査機関である、検察において、一年余にわたる、強制捜査、の、おー、においても、おー、私どもが、そして私自身が、起訴に値するような不正な行為はなかったと、いうことが、結果として、不起訴という形で、えー、明らかになりましたので。ま、その点から言えば、あー、みんなに迷惑はかけましたけれども、よかったなあと。こう、思っているところでございます。ううん(咳払い)。

         その後、検察審査会のほうで、えー、起訴という議決がなされました。んー、まあ私に取りましては、大変、んー、残念な決断でございますが、あー、正式の捜査機関である検察で、不正がないということ、明白になり、不起訴になった、あー、という、その、捜査の中身について、十分な理解が、あー、得られなかったのかなあ、と、まあ、そう思って、えー、残念に思います。

         んー、まあ、二度の、議決がありましたけれども、先日の、議決の中でも、たとえば、あー、最初の議決の起訴の理由に、そして、全くなかったものが、突然今回また、今回、新たに、いー、その、理由として、付け加えられて、議決書に、述べられていると、こう、聞いております。

         まあ、私も、詳しく議決書を全部読んだわけじゃありませんけれども、んー、例えば、土地の購入についての、私から政治団体への貸付、この借入等についての報告がないという、んー、ことが付け加えられておるそうですけれども、んー、この点につきましては、あー、担当者はもちろんきちんと主張しておると思いますけれども、私自身の事情聴取の場合も、ほとんど、この問題については、あー、事情を聞かれたということはなかったように記憶しておりまして、まあ、そういうことも、たとえばですが、今回の議決のなかに、突然、理由として挙げられておると。まあ、いうこと、等々、ありまして、大変、残念な決断でございますけれども。

         しかし、それはそれとして、えー、検察審査会という、制度の中で、決められたことでございます。

         もちろんこれは、11人の委員ということと、平均年齢30歳ということしかわかりませんで、まったくの秘密のベールの中に閉ざされておるものでございます。どういう議論がなされ、どういうことで、そういう結論がなされたのか、ということは、私にも、また、一般の国民のみなさんにも、まったくわからない、知り得ない。

         ま、いう、ことでございますが、んー、その意味でも、今回のような、起訴という方向の議決がなされたことについては、あー、まったく驚いておりますし、残念に思っております。

         ま、ただ、議決がなされた以上、これはあのー、代表選挙の時も申し上げました通り、代表選挙の結果がどうであれ、えー、自分としては逃げ隠れはしませんと。正々と対応します。ま、そう申し上げた、皆さんの前で、はずであります。

         ま、従いまして、その、姿勢は、また、気持ちは、今も変わっておりません。以上です。

        記者:質問をさせていただきます。NHKの●●(判別不可能)と申します。今、残念だと議決についてはそういうお話しがありました。

        小沢:うん。

        NHK:ただこれまでの姿勢は変わらないというお話もありましたが、改めて今後の政治活動において、離党されるとか、議員辞職されるというお考えはないということでよろしいんでしょうか。

        小沢:今、話した通り、国の正式な捜査機関である検察当局の一年余に及ぶ強制捜査の中で、えー、起訴するような不正な事実はないと、こう、いうことが明らかになったわけでありますので、私としては、そのような意思は持っておりません。淡々として政治活動は、私が必要とされる限り、続けてまいります。

        NHK:党側のほうからですね、離党勧告というものが出された場合にはどう対応されるお考えですか?

        小沢:それはまだ、事実として出ていませんので、もしそういうことがあったときには、その時にまた、どういう理由でどういうことで、ということで判断をいたしますが、今、言ったように、検察当局で不起訴となった、ことでありますので、えー、同志の皆さんも、党のみなさんも、そのことは十分、理解していただけると信じております。

        NHK:菅総理は国会での証人喚問について、『小沢さん自身がご判断される問題だ』という趣旨のことを仰っておられますが、証人喚問や政倫審への出席については、どう対応を考えてらっしゃいますでしょうか?

        小沢:それはあのー、国会の、という、ま、憲法上最高機関、んー、そして更に委員会とか政倫審は、その国会の中の機関ですから。国会で決めた決定に、私はいつでも従います。んー、ただ、あの、皆さんも、ちょっと考えていただければおわかりのとおり、いー、検察審査会で、裁判の場で、法廷で、法廷で、えー、事実関係を改めて明らかにしろということで、司法の場に移っておりますので、その意味では、あのー、その場で、えー、きちんと、おー、事実関係を明らかにして、えー、なんの不正な、問題もないと、いう結論を、おー、得るように、全力を尽くしたいと思います。

         ただ、最初に言ったように、あのー、国会で、もしそういう決定がなされれば、あのー、国会の決定には従います。

        秘書:申し訳ありませんが、あと一問で。

        記者:小沢さんはこれまで透明性だとか、そういったことをずっと主張されてきたと思うんですけれども、さきほどその検察審査会の話の中で、平均年齢30歳と。いうことだけで秘密のベールに包まれていると。いうふうにおっしゃいましたが、検察審査会のあり方も、もう少し考えなければならないということなんでしょうか。

        小沢:いえ、そのことを言っているわけではありません。たんなる事実関係を申し上げた。あなたも知らんでしょ? 中身知ってる? 知らないでしょ? その事実関係を申し上げているだけです。それは、いずれにしても、あー、法廷で、ということで、趣旨ですので、法廷で、とにかく、んー、自分の身の潔白を、きちんと決めてもらいたいと、そう思っております。

        秘書:どうもありがとうございましたー(小沢氏、会場を後にする)。

        記者:検察審査会の議決に対して、無効の申し立てをするお考えはないですか。

        小沢:(無言で会場を後にする)


        以上


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